インタビュー
2020年入職/歯科医師
M.Y
Q.現在の仕事内容を教えてください。
訪問診療にて、一般の治療処置をする他、摂食嚥下機能について検査や診断、アドバイスや指導をしています。内視鏡を使った嚥下機能検査も行っています。
Q.仕事の醍醐味、楽しさについて教えてください。
私が歯科医療を学びはじめて知ったのが、来院できずにお口のケアができない方がいるという事実でした。そこに衝撃を受けたことで訪問歯科に強く興味を持ち、摂食嚥下におけるケアの大切さを痛感。「現在メンテナンスで来院してくださっている方のお口を、責任持って最期まで診たい」との思いが強くなりました。
実際に訪問診療に関わるようになってからは、リハビリやケア、治療にご理解頂けないケースもあり、大変な思いをしたこともありました。一方で、リハビリを一生懸命して下さった方が、前よりも食べられるようになったり、入れ歯の調整がうまくいき噛めるようになったり…。その結果、おいしそうにいただく姿を見られるのは、この仕事ならではのやりがいと言えます。何よりも患者さんに喜んで頂けることが一番の手応えですね。
Q.くすのき歯科医院ならではの働き方・働く環境の魅力とは?
勉強熱心な院長先生はもちろん、他のスタッフの方々もたくさんの引き出しをお持ちです。おかげで困難にぶつかったときの解決策、乗り越え方などを数多く知ることができました。すべてが勉強になることばかりで、とても充実した楽しい毎日を過ごしています。また、摂食嚥下の分野では、言語聴覚士さんが同行してくださるのが何よりの強みでもあり、当医院の魅力にもなっていると思います。
Q.今後の目標を教えてください。
潜在的な摂食嚥下障害を抱える方、継続的なフォローがないために食べられない状態が続く方をひとりでも減らすこと。「口から食べられるって楽しい!」と感じられる方を増やしていきたいですね。また、個人的には「摂食嚥下ならくすのき」と言われるほどの存在になり、地域に貢献していきたいと思っています。
その一方で摂食嚥下は、まだ一般の方にはなじみのない分野です。何よりも歯科医師自身もやっと学ぶ機会が増えてきたところです。そうしたことも踏まえ、摂食嚥下についてより多くの方に知っていただくため、動画などのSNSで発信していく必要もあるのではと考えています。
Q.新しく、くすのき歯科医院に加わる方にメッセージをどうぞ。
患者さんに寄り添い、時間をかけてじっくりと向き合いたい。現場を通じて、たくさん勉強をしたい。そうした意欲のある方には、おすすめの医院だと思います。
院長先生はじめとてもユニークな方が多く、笑顔が絶えない職場です。やりがいのある仕事に関わりながら、つねに学び、楽しく働くことができます。また、私のような子育て主婦にも理解ある職場です。ぜひ私たちと一緒に働きませんか。